生活習慣のチェック
無意識についている癖が、咬み合わせに悪影響を及ぼすことがあります。口呼吸、頬杖などのほか、起きているときや寝ているときの姿勢なども咬み合わせに影響します。生活習慣を伺い、悪い癖を改善するためにアプローチします。
- ・口呼吸や頬杖など、咬み合わせが悪くなる癖がついている
- ・猫背になっているなど姿勢が悪い
- ・横向きやうつ伏せで寝ている
大分市の歯医者 インプラント・歯周病│おの歯科医院
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【休診】日曜、祝日、第2・第4木曜 ※通常以外の診療は診療カレンダーをご確認ください。 |
「咬み合わせが悪い」という状態はさまざまな健康のリスクをともないますが、本人が自覚しにくいものでもあります。
上記のような症状が見られたら当院へご相談ください。
咬み合わせ治療とは、咬み合わせが正しくない状態を修正し、しっかり咬めるようにするための治療です。咬み合わせの症状によっては知覚過敏が起きるほか、重症化するとお顔のバランスが変わったり、顎関節症にかかったりするおそれもあります。また、咬み合わせの不正の原因は人それぞれ異なるため、その人の状態に合わせた治療が必要になります。
当院では患者さまの咬み合わせをしっかり検査し、不正の原因を調べたうえで治療方法をご提案します。軽度であれば低侵襲な治療を検討するなど、患者さまになるべく負担がかからない方法を採用します。咬み合わせは全身の健康にも影響するため、早めに相談して治療に臨むことをおすすめします。
食事のときによく咬むことで栄養をしっかり補給でき、肥満や生活習慣病の予防になります。食べる楽しみも向上し、心身の健康を保つことにもつながります。しっかり咬めるようになるには、歯の健康維持が大切です。
日本では、80歳になっても自分の歯を20本以上残し、しっかり咬めることを目標にした「8020運動」が提唱されています。このほかにも、60歳で24本以上の歯を残すことを目標に掲げることもあります。歯を失う大きな原因とされる病気は歯周病ですが、咬み合わせが悪いと歯周病の原因にもなり得ます。定期的に歯科医院で咬み合わせをチェックし、歯の健康維持に役立てていきましょう。
咬み合わせが悪いと偏りが出て、一部の歯が強く当たる場合があります。それによってヒビが入るなどし、虫歯を発症しやすくなります。また、知覚過敏を起こしたり歯が浮くような違和感を覚えたりする場合もあります。
歯の当たり方に偏りがあると、負担のかかる部分が出てきます。すると、歯を支えている歯肉や骨といった組織にダメージが蓄積し、歯周病を起こしやすい状態になります。
頬の内側や舌の外周にギザギザした跡や赤みはないでしょうか。こうした症状は無意識に咬んだり押し付けたりすることが原因と考えられますが、もしかしたら咬み合わせが悪い状態かもしれません。
咬み合わせのバランスが崩れると、首や肩の筋肉が緊張状態になり、こりを感じる場合があります。こうした違和感や痛みは全身のバランスにも影響するため、頭痛や不定愁訴につながる可能性があります。
咬み合わせが悪化することで下顎や首が前方に出る体勢となり、猫背の原因となることがあります。猫背は見た目が不自然なだけでなく、呼吸が浅くなって口呼吸の癖がついてしまう可能性もあります。
口角の位置や目の大きさが左右で異なり、バランスが悪く見える場合があります。このほか、鼻唇溝の深さが変わる、顔全体の面積の左右差がはっきりする、といった症状が現れるケースも見られます。
顎関節やお口周りの筋肉などが緊張状態になり、顎関節症を発症するおそれがあります。顎関節症は「顎に痛みが出る」「口が大きく開かない」「口を開けると関節から音がする」といった症状が出るものです。
咬み合わせのバランスが悪くなるのには理由があります。その原因を丁寧に分析し、お口の状態に合わせて治療計画を作ります。複数の治療方法を併用することもあります。
無意識についている癖が、咬み合わせに悪影響を及ぼすことがあります。口呼吸、頬杖などのほか、起きているときや寝ているときの姿勢なども咬み合わせに影響します。生活習慣を伺い、悪い癖を改善するためにアプローチします。
毎日、一定時間マウスピースを装着していただき、顎を正しい位置に誘導するための治療です。マウスピースは患者さまの歯型に合わせて作るため快適で、着脱可能です。手軽に始めたい方、食いしばりが気になる方などに向いています。
咬み合わせのバランスを整えるための治療です。歯の形態を修正し、咬むときに一点に集中してしまう力を分散させます。歯を削る量はなるべく抑えて行ないます。なるべく低侵襲で咬み合わせを改善したい方に向いています。
被せ物が合っていない、またはすり減ってきたというようなケースでも、咬み合わせが変わります。部分的な対応では改善できない場合、仮歯を使って正しく咬めるポジションを探り、被せ物を作り直します。
歯並びの悪さが顕著な場合、被せ物だけでは対応できない場合があります。矯正治療は歯並びそのものを整えて根本的な原因を解消し、咬み合わせを整える治療です。歯並びをきれいにして咬み合わせも審美性も回復したい方に向いています。
・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・咬み合わせのバランスによっては、ご自身の歯を削る場合があります。
・歯の状態によっては根管治療が必要になることがあります。
・治療後に咬み合わせが変わることがあります。
・保険適用になることもありますが、症状やスプリント(マウスピース)の種類などによっては自費診療となります。詳細は歯科医師にご確認ください。
・スプリントにより顎関節の状態が改善しても、かみ合わせの状態を治さないと後戻りすることがあります。
・筋肉に調和したスプリントを作製しないと、症状が悪化することがあります。
・咬み合わせのバランスを調整する治療です。歯を削る歯の量を最小限に抑えつつ、歯の形を理想的に整えます。
・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、治療後に割れたりすることがあります。
・削った歯は再生させることはできません。